佐渡汽船の直江津港~小木港の佐渡航路に運行されている高速カーフェリー「あかね」。
悪天候時はもちろん揺れますが、悪天候の翌日もかなり揺れます。
我が家が体験した爆弾低気圧の翌日、高速カーフェリーあかねでの悲劇を紹介します。
直江津港~小木港航路、出航!小学生の2人は初めての船にウキウキ!
我が家が高速カーフェリーあかねを利用した日は10月の第1土曜日。
前日は爆弾低気圧で海は大荒れ。
高速カーフェリーあかねは欠航していました。
当日の朝になり、天候は穏やかな秋晴れ。
波は高いものの、直江津港を9時30分、定刻に出航しました!
私は新潟港~両津港のカーフェリーには何度か乗った事があり、酔ったことがなかったので、
子供たちも酔い止めは飲まずに船に乗り込みました。
あかねの船内の様子は?いつから揺れる?
我が家は40名弱の団体旅行で乗り込みました。
船尾の2等椅子席、じゅうたんコーナーの近く、席はゆったりしていてテーブル付きです。
他の2等椅子席は高校生の団体さんがいたりで、満席まではいかないものの船内は賑わっていました。
子供から老人まで参加している団体旅行なので、席につくなりビールや日本酒、ジュースが配られ、
お菓子を食べ始めました。
この時、船に弱いパパはすでに船尾の外へ行ってました。
15分から20分くらい過ぎたでしょうか・・・。
ゴミを捨てようと席を立ったところ、つかまらないと歩けない程の揺れに襲われました。
子供たちも気持ち悪いと言い始めました。
子供たちも乗り物に酔った事がなかったので、初めての船酔いの辛さに何もできませんでした。
船酔いはとにかく横になるしかない!
添乗員さんに、じゅうたんコーナーで横になったほうがいいと言われたので、
子供たちをじゅうたんコーナーに連れて行ったところ、
我が家よりも早くに酔い始めた子供たちがたくさん横になっていました。
ダメ元で酔い止めを飲ませましたが、船の前後の揺れは止むことがなく、
何人も嘔吐を繰り返していました。
私は気持ちは悪いものの、動けたので嘔吐の処理でじゅうたんコーナーの外へ。
ふと見渡したところ、(゚∀゚)びっくり!
ほとんどの人が床に座るか横になっていました。
中には、大きなタオルを敷いて寝転んでいる人も。
高速カーフェリーあかねは1時間40分の予定が20分の遅れ、揺れは増す
船の揺れが続く限り、船酔いも続きます。
時計を見てあと何分と船酔いに耐えていましたが、20分遅れの放送が・・・!
マジで、あんなにツライ経験は初めてでした。
子供たちを励まし、ようやく2時間弱の船酔いから開放されました。
乗客のほとんどの人が顔色が悪くぐったりとしていました。
ようやく、パパとも合流し「あかね」を降りました。
降りても気持ち悪さは1時間程続いていました。
小木港のベンチで休憩中です。
高波に弱い高速カーフェリーあかね、土日は揺れを覚悟で出航している!
実は・・・あかねは高波に弱く、波高が3メートルに達した場合は欠航する可能性が高いそうです。
出航したとしても揺れが凄いので、関係者は口を揃えて乗船しない方がいいと言っている書き込みがありました。
佐渡汽船関係者によると、欠航基準は波の高さよりも風の強さに左右されるそうです。
風が波を起こす原理からとか。
波高が6メートルを超えていても風速が毎秒30メートル未満ならば船を出す場合もあるようです。
逆に、台風接近時のような波高が6メートル未満でも30メートル以上の強風が吹けば欠航する事は多いとか。
波高3mの日が多い12月と1月は、閑散期も重なり「あかね」の欠航率が高くなる可能性は高いそうです。
素人目線から・・・一言
高速カーフェリーあかねが出航したが、大揺れになった原因
・前日の爆弾低気圧で波は高かったものの、当日の風は穏やかで出航
・閑散期なら欠航できても、10月の土曜日という事で座席は埋まっていたので出航
結果的に引き返すことはなく、20分の遅れで到着できてよかったですが、
これまで10回以上「あかね」に乗った人も一緒にいましたが、こんなに揺れたのは初めてだったそうです。
今回は運が悪かったと思うしかないですね。
翌日の16時30分発 小木港~直江津港航路「あかね」は揺れた?
翌日はあかねの出航30分前に酔い止めを服用しました。
前日の悲劇は繰り返したくないです。
天候もよく、風も弱く、波も低かったのですが・・・
念の為、出航後はじゅうたんコーナーで横になっていましたが、
あれ!全く揺れませんでした。
横になっているのももったいないので、椅子席に戻ったり、
船内を少し歩いてみました。
前日の高校生の団体さんも今日は元気でした。
普段の高速カーフェリーあかねがこんなにも穏やかで揺れないとわかってよかったです。
こんなにも穏やかな「あかね」なら、また佐渡汽船を利用したいと思えますね!
こちらは、実体験を元に投稿しています。
大袈裟に思われるかもしれませんが、ご了承下さい。