カブトムシの飼育方法、羽化から寿命までを紹介
カブトムシ飼育の始まりは河口湖のキャンプ場
3年前の夏休み。
富士山が見える、河口湖のキャンプ場に行きました。
夕方5時頃、泊まっていたコテージの裏の林の中へ行き、
バナナトラップを仕掛けました。
翌朝行ってみると・・・!見事にカブトムシがバナナトラップに群がっていました
すごい!(゚∀゚)バナナトラップの威力!
オス3匹、メス1匹からスタート。
すぐに、メスを2匹ホームセンターで購入し、3✕3で飼育を始めました。
カブトムシを飼育する方法
飼育するためには用意するものがあります。
カブトムシ飼育の材料は夏であれば、スーパーやホームセンターに売っています。
ホームセンターなら、年中取り扱っていますので、確実なのはホームセンターです。
昆虫ケースには、大きさに合ったカブトムシの数が記載されていますので参照下さい。
用意するもの
・カブトムシ飼育用ケース
・カブトムシマット(カブトムシ用の腐葉土)
・広葉樹の葉っぱ(カブトが転倒した時につかまる為)
・ダニ予防の防臭剤(食べても無害なもの)
・昆虫ゼリー
・ゼリー台
・新聞紙
とまり樹(ゼリー台が付いているので良かれと入れましたが、ダニの発生源になる場合もあります)
昆虫ケースに入れてみましょう
①昆虫マットを5cm程とダニ予防剤を入れ、握って固まる程度の水分にする。
②広葉樹の葉を数枚入れる
③カブトムシの匹数、ゼリーを台に置く
④カブトムシをケースに入れる
⑤内蓋として、新聞紙を折りたたみ二重にしてケースにのせる
⑥昆虫ケースの蓋をしっかりとはめる
*カブトムシはよくオシッコをしますが、上に向けてオシッコをするので、
昆虫ケースの蓋だけでなく内蓋をしましょう。
最初に昆虫飼育セットを買うと、カブトムシのオシッコとコバエ対策のシートが入っていることもありますが、わざわざ買い足す必要はありません。
新聞で充分です。すぐ汚れるので頻繁に交換しましょう。
昆虫ゼリーは毎日補給、カブトムシも好き嫌い有り
カブトムシは食欲旺盛です。
1匹にゼリーは1個、毎晩新しいゼリーに入れ替えましょう。
黒糖ゼリーはカブトムシは大好きですが、独特のニオイがキツイです。
フルーツ系のゼリーはニオイもなく室内での飼育向きです。
我が家の歴代カブトムシのお気に入りはいちご。
メロン味はいつも食べ残しが多く、カブトムシも好き嫌いがあります。
カブトムシマットはニオイがしたら交換、長くても2週間で
飼育しているカブトムシの数、ゼリーの種類でマットのニオイがするまでの期間は変わってきますが、目安は最長2週間で。
また、ダニ予防剤を入れていない場合はダニにも気をつけましょう。
我が家の失敗談は「とまり樹」
今まで2回程とまり樹がダニの発生源になっています。
一度ダニが発生すると、マットはもちろん広葉樹の葉も交換になってしまいます。
ダニが発生しないとまり樹もあるかもしれませんが、オススメはできません。
カブトムシマットの交換方法
用意するもの
・新しいカブトムシマット
・マットをあけるための新聞紙かビニール
・カブトムシを避難する容器
カブトムシマット交換の手順
カブトムシのマットはダニがいなければ、3分の1程度を残して、
新しいマットを足します。
この時、雄雌で飼育していたり、野生の雌の場合は卵を産んでいる場合もあります。
米粒のような卵があったら、個別の新しいマットで育ててみましょう。
カブトムシ長生きさせるには?
カブトムシを長生きさせるには雄雌を別々に飼育。
繁殖目的でもツガイは1週間で充分です。
カブトムシの雄は精力旺盛
娘は最初、長生きさせたいと言っていたので、雄雌は別々にしていましたが、
やっぱり卵から育ててみたいと言い出したので、一緒のケースに入れた途端・・・!
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー メスに2匹の雄が乗っかってしまいました。
雄は自分の遺伝子を残す為に必死なのがわかりました。
1週間程、夜はガサゴソガサゴソとしていましたので、
数日後また別々に飼育しました。
カブトムシの寿命は?
我が家のカブトムシは、ここ2年程の飼育ですが、
毎年7月15日から22日に羽化し、土から上がってきます。
卵を生むメスは1ヶ月から1ヶ月半の寿命。
雄は2ヶ月間は元気に過ごします。
ホームセンターや、捕まえたカブトムシではいつ生まれたか不明なので、
寿命の2ヶ月は難しいかもしれません。
9月からのマット購入方法
9月になると規模の大きなホームセンターでしか昆虫マット、
幼虫マットが買えない可能性もあります。
昆虫、幼虫マットが買えるホームセンターのチェックも忘れずに!
マットは重くて大変!
そんな方にはこちらもオススメ
↓ ↓ ↓
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カブトムシが寿命を全うしたら、卵を育てよう
マットを捨てずに卵や幼虫の確認
9月、最後のカブトムシが旅だったら、そのままマットを捨てずに卵や幼虫の確認をしましょう。
9月だと卵よりも ↓ ↓ ↓ このように幼虫になっている場合もあります。
幼虫は幼虫マットで飼育開始、共食いするの?
カブトムシは卵から孵る孵化率が低いと言われていますが、
繁殖目的でなければ、ちょうどよい繁殖率だと思います。
我が家は、毎年15匹ほど幼虫に育っています。
また、カブトムシの幼虫は一令幼虫の頃は共食いするとも言われていますが、
あまりにも窮屈な状態でなければ、共食いの心配はありません。
窮屈な状態では、幼虫のスペースが無く、傷つけてしまう可能性があります。
ゆったりした環境を整えてあげましょう。
幼虫マットは越冬までは2ヶ月に1度の交換目安です。
カブトムシの飼育の仕方、羽化から卵を生み寿命を全う~まとめ~
こちらでは、カブトムシの成虫の飼育の仕方を中心に紹介してきました。
全くの初心者でも簡単なカブトムシ飼育です。
私自身も、子供の頃は近所でカブトムシを捕まえましたが、
いつの間にか逃げたり、スイカやきゅうりを食べさせていたので、
卵を生むまで育てたことはありませんでした。
現代では、昆虫ゼリーさえ食べさせていれば、手間もかからず元気です。
ゼリーなら何でも食べるだろうと思っていましたが、
カブトムシでも好き嫌いがあるとは・・・。
いつまで、カブトムシ飼育が続くかはわかりませんが、
せっかくの命は大切に育てたいものです。
最後に・・・
こちらは、全くの素人が、個人的な体験から投稿しています。
専門の方とは意見が違うかもしれませんが、ご了承下さい。