私は家庭菜園を始めて7、8年ですが、スイカの栽培を始めたのはまだ2年程の初心者です。
スイカはツルが伸びるのである程度の場所が必要なのと、
家庭菜園を始めた当初、メロンにチャレンジしたのですが、
日照時間の短さから、梅雨時期にうどんこ病になってしまいました。
メロンもスイカも同じウリ科なので作れないものと諦めていましたが・・・。
娘がどうしても作ってみたいと言い出したので小玉スイカから作ってみようと
チャレンジしたところ、うどんこ病にもならず収穫できました。
--- 目次 ---
初心者でも簡単な家庭菜園のスイカの育て方
スイカは苗の植え付け2週間前には畑作り完了
スイカを含む夏野菜の苗はゴールデンウイーク直前に植え付けるので、
そこから2週間前には畑作りを完了しておきます。
畑は苦土石灰、牛糞堆肥、鶏糞、化成肥料を混ぜ合わせて畝を作ります。
鍬でもくもくと耕します。
スイカの苗は連作に強いカボチャの接ぎ木の苗を購入
我が家の家庭菜園は家の庭、農家の畑のように広くありません。
また、家庭菜園の場所は南側ですが、隣家の影になりやすくく日照時間は少なめです。
スイカはウリ科なので連作障害になりやすいですが、同じウリ科のカボチャやユウガオの接ぎ木の苗なら、
連作は大丈夫ということなので、自根苗よりも100円高いカボチャの接ぎ木苗を購入しました。
スイカの苗の植え付け
連作に強いカボチャの接ぎ木の苗ですが、
昨年、一昨年前に植えていない場所、また日照時間を少しでも稼げる場所を選び植え付けしました。
植え付けから半月・・・接ぎ木のカボチャが!
スイカの葉っぱよりも大きな、明らかに違う葉っぱを発見!
接ぎ木のカボチャのツルが元気に伸び始めました。
このまま放おっておくと、スイカよりもカボチャが勝ってしまうので、
すぐに切り落としました。
植え付けから1ヶ月、摘心と受粉
スイカの摘芯
つるが伸び始めたら、親ツルを摘芯して、子づるを3~4本残して子づるに着果させます。
親ツルは着果しにくいそうです。
スイカの受粉
上の画像は雌花です。
受粉は晴れた日の朝9時までに行います。
虫がいると勝手に受粉しますが、念のために受粉をしましょう。
受粉は雄花を手で摘み取り、雌花に受粉したほうが確実に収穫できます。
追肥とツルの整理
最初の果実が鶏卵大くらいになったら、追肥をします。
化成肥料でもいいですがツルボケ防止にはやり過ぎ注意です。
油かすや米ぬかでもOKです。
梅雨時期にツルが伸びすぎると、病気になりやすいので適度に整理してあげましょう。
スイカはウリ科ですので、キュウリやメロン、ズッキーニと同じような病気に注意です。
受粉から40~50日で収穫
スイカは受粉から40~50日で収穫になります。
受粉がわからず、収穫が早すぎると外側だけ赤くて、中心部がピンク色の不味いスイカになってもったいないです。
受粉がわからないなら、収穫を少し遅らせてもOKです。
スイカの実がついているツルの反対側にクルクルと細いツルが出ています。
食べごろになると、このクルクルしたツルも茶色に枯れます。
これも食べ頃の合図になります。
ツルが伸びると、勝手に受粉し、いつの間にか実が付いて大きくなっていたりします。