夏の間、我が家の家庭菜園は夏野菜でにぎやかでした。
一部は来年のイチゴ栽培の場所ですが、その他は来年まで使いみちはありません。
そんな時にぴったりなのが、キャベツなどのアブラナ科の野菜です。
8月後半から9月中はホームセンターで手軽に苗も購入できますので、
初心者でも簡単なキャベツ栽培に挑戦することにしました。
畑作りから、定植、アオムシ対策など・・・簡単なキャベツ栽培を紹介します。
初心者でも簡単な秋定植のキャベツの栽培方法、畑作りから始めよう!
簡単なキャベツ栽培・畑作り
キャベツは苗を定植する2週間前に畑作りを始めます。
苦土石灰、堆肥、油かす、化成肥料を一緒に混ぜ込み桑でよく耕します。
特に、夏野菜の栽培で土壌は酸性に傾いていますので、石灰はお忘れなく。
しっかり耕したら畝作りです。
簡単なキャベツ栽培・畝作りや株間
我が家はスペース的に、1条植えと2条植えにしています。
1条植えでも交互に植えると1条植えよりもたくさんの苗を植える事ができます。
キャベツの株間は35cm~40cm、条間は45cm~50cmです。
前後左右に間隔を空けて定植します。
苗はホームセンターで購入
キャベツの苗はホームセンターで購入できます。
単品や連結ポットなど様々なタイプの苗が売っています。
自分の畑に合った苗を購入しましょう。
我が家の家庭菜園では、早生品種のキャベツ、早生品種の紫キャベツを購入しました。
農家さんは7月からセルトレイなどに種まきをして芽出しをします。
たくさん畑があるなら農家さんのようにしてもいいですが、
猫の額ほどの家庭菜園では、種からの栽培は多すぎて無駄になってしまいます。
簡単なキャベツ栽培・定植後の管理
キャベツはアオムシが大好きな野菜です。
毎日、アオムシチェックをしたらいいのですが、
1週間ぶりくらいに見に行ったところ、アオムシを2匹発見!
大きく育ち始めた葉っぱを食べ、糞をしていました。
アオムシは見つけ次第駆除しましょう。
キャベツ栽培は不織布やネットでトンネルが大事
こちらは紫キャベツの苗を定植した場所です。
全てのキャベツに不織布などのネットでトンネルをかければ、
アオムシチェック、駆除をする必要はありませんが、
不織布ネットや支柱も安くありません。
家庭菜園程度なら、害虫程度はアオムシチェックで乗り切りたいものです。
簡単なキャベツ栽培・化成肥料で追肥
キャベツの追肥タイミングとは?
①隣の葉っぱとくっつきそうになったら
キャベルの苗が大きくなり、隣の葉っぱとくっつきそうになった頃が追肥のタイミングです。
追肥として化成肥料を株間に少量蒔きます。
この時、軽く土寄せも行ないます。
②キャベツの血球が始まったら
結球が始まったら畝の両側に2回目の追肥を行います。
この時も土寄せします。
土寄せをしないと雨で化成肥料が流れてしまうので、
必ず行ないます。
簡単なキャベツ栽培・収穫時期
キャベツは収穫時期になると、隣の葉っぱとピッタリくっつく程の大きさになります。
球も大きくなり、上から押してしっかりとしまって固くなっていたら収穫OKです。
葉と葉の間に手をいれ、株を斜めにして包丁でスパッと切って下さい。
鎌では小さいので包丁がオススメです。農家さんはみんな包丁で収穫しますよ。